写真機激動の時代にあいまって生きている世代の様な気がする。
松井などは(一個下)幼少時代のVTRがあり、動画と共に生きている人だと思う。
(うちのいとこ達の世代が一番VTRまわされちゃった世代だと思う。
写真の決定的瞬間以前のダラダラもみーんな収められてしまい、哀れだ。
叔母や叔父が酔っ払いながら、マラソン大会で泣きべそで歩く我が娘を肴に宴を盛り上げていたが。。。
やつらももう大学生だ。。。)
ごくごく一般家庭に生まれた私は、自分の客観的な姿や、観点を写真で確かめて育った世代だろう。

長女なので丸々3冊のアルバムがある。
妹おまけで1冊、弟数枚…。
カラーと白黒が8:2くらいのカラー黎明期である。

新物好きな祖父がポラロイドカメラを購入して来た日の事も
覚えている。フラッシュのカートリッジ?が直ぐ終わってしまって、『もっと撮りたいな〜』と。残念だった。

小学校のとき、懸賞で当たった友達のオートフォーカスカメラを担いで地域の神楽祭りの記録に行く。
『フォーカス』『フライデー』といった写真週刊誌が社会現象を巻き起こし。ギャング・エイジ真っ盛りの私達は、トイレの無い道で尿意を催し、木陰に行った友達を追跡、激写、先生大激怒。

『写るんです』発売の中学生時期。写真を撮ることから特権性がみるみる剥がれて、会話の様に画像が行き交う。

BIG MINI発売、HIROMIXというホボ同世代の写真家の誕生

友達はNICONのF-1シリーズに拘る子が多かったけど。
古くて小さいマニュアルの一眼レフを携帯するのが、ファッション的にも価値があった。
でも、自分で買った初のカメラはPENTAXのZ-10
重いが一時期いつも持ち歩いて、MINI クーパーの写真を記録していた。
そんなMINIも最悪のモデルチェンジ…。

APSカメラの登場。CANONのIXYは妹のを借りて紛失しまっている!!が今も現像してくれるのだろうかAPS…。時代の徒花。
NONA REEVESのライヴはこれでよくパシっと撮ったな。

プリクラは流行った時期に『カメラ持ってないがきの遊び』
タカを瞬間括ってしまって。あんまり撮ってない。貼った後が物悲しくベトベト。
今も授業中にプリクラ帳に没頭されると、
『この一人よがりの懐古趣味の若年寄め〜!』と
健全な若者の育成を阻む悪のアイテムとして消滅させたい。
簡単で皆と同じ枠にはまりたい時期なのかもだが、
もう遅い手段だろ。

物はサテオキ。と思いつつ。これは欲しいと思ってしまった。
サイバーショットT1。デジカメ利点と従来の写真機の譲れなかった美点をいい地点で融合できたのではないかと思う。
レンズ、カール ツァイスだ。(写真屋、絶賛のドイツのレンズメーカー使ったこと無いけど笑、欲しいカメラは殆どココのレンズはめてる。)

赤瀬川源平さんカメラが大好きで彼のエッセイにはカメラについての記述が多々出てくる。
路上観察隊はカメラの申し子ナラヌ老人だから、運命共同体か。

でも、自分の写真撮られるのはキラーイ。
なんだか、魂抜ける様な気がして。

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