村上 龍も高校前後にまとめてはまった時期がある。
BEST3を挙げれば
?コインロッカー・ベイビーズ
?69
?ニューヨーク・シティー・マラソン
7年くらい前に群馬県民会館の講演に行った。
声のよく通る凄く魅力のある人で
コインロッカー・ベイビーズは草津で執筆したのだけれど
暇つぶしにストリップに行ったら、モギリのオバちゃんしか居なくて、イザ始まったら、その自分の母親と同じ年くらいのおばちゃんが脱ぎ始めた!
という話しが笑えた…。
人の心を掴む作品を作る人の殆どがそうである様に非常にクールな印象だった。
でも、熱く『映画が撮りたい、その為の講演だ』って言っていた。
彼の作品は映像的だ(林真理子もんなこと書いてたけど)
『昭和歌謡曲全集』も彼が監督ではないけれど、その方が
興行成績が良いとの目論見なのか?

山田詠美がこの作品の文庫のあとがきを書いていたが、(ソウル・ミュージック〜の方は村上龍が書いてますね)
『全ての男は消耗品なんかじゃないよ』とあり、それは完全否定ではないのだと思うが、2刷目からは別の人のあとがきになっていたのが、あたしの龍離れの引鉄にちょっとなっている。(この様に文字を大きくした小説を初めて読んだのは『69』だ)
彼がホストをしていたTV番組、RYU’S BARの最終回が柄谷行人で、この番組でゲストに最期『性別をかえて生まれ変わったら、どうなりたいか』という質問をしていたのだけど、最終回の柄谷行人が『生まれ変わりたくない、生まれ変わっても自分でいたい』という回答に『僕もそうですね』とさらりと言っていて、今迄のゲストが可愛そうだと、ちょっとおもった。
面白い小説は面白い映画にはならないものだよ。な

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