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おー！友人のKちゃんが『大舞台』に立ちます。
京都の細見美術館で開催される、HOSOMI TO CONTEMPORARY 002‐Two Contemporaries‐2004年8月24日(火)〜9月5日(日)に新進気鋭のアーティストとして選出され作品を展示します。益荒男に混じっての紅一点。（彼女の作品については2月18日、6月22日でも触れているのでご参照ください。）http://www.emuseum.or.jp/Pages/hosomitocontemporary002.htm
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アーティストを名乗るのは、本田美奈子から岡本太郎まで幅広い。名乗れば其処からアーティストである。しかし、実をとってみると状況は様々で、“商業ルート”という食って行ける道が一番整地されていないのが、ARTの分野だと思う。其処を彼女は驀進する。
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●kちゃんの作品ではなく、人について書こうとおもう。
2000年、彼女のグループ展の設置の様子を見に行った時の事、ホボ展示は完了していたのですが、私と彼女は開催場所のギャラリーに泊まった。そのとき私に長椅子を貸し、自分は床にダンボール敷いて寝てくれたkちゃん。
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●千個のペーパーハウスの制作を手伝ったこともあった。総勢4名の助太刀が『誰も数えないって！』と諭すのもかたくなに聞かず、本当に1000個の手の込んだペーパーハウスを制作したのだった。
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●一緒に逗子の海の家の壁画を描いたり、トルコに1ヶ月放浪したり、京橋でグループ展したり、あたしの人生のキーパーソンです。船越桂さんが好きで芸大に講演ききに行ったこともありましたね。寝ましたけどね。
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●学生時代彼女のアパートは常に作品で溢れていた。服も『作った！』とかわいいの着ていた。木枠でする機織教えてくれた。圧力釜で大江健三郎作品に登場するお粥を作ってくれた。映画の粗筋を沢山話してくれた。書けない事も沢山。私の人生を語るに欠かせないなホント。こんな性格の悪いあたしに付き合ってくれて感謝。
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●私がHP制作するの伝授したのに数ヵ月後にはもう、誕生日に手作りのGAMEをくれたこともあった。今はプロだし。
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●会社の年休全部使って只今、設営中とのこと。本当は休みだし手伝ってあげたいんですが、『天性のKの旦那』H君が生贄になっている模様。なんとも羨ましい限りです。
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●お近くの人はズエヒ！近代文明の恩恵を享受しながらスローライフを礼讃したい人にオススメかと思う。彼女の暖かい線の作品には実はMACが酷使されているのだったりもします。
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●世に出る人には色々なタイプの人間がいる。人の縁を辿るのも至極真っ当な方法だと思う。
けれど私が今まで観たkちゃんの生粋の労働が評価されて『世の中そうでなくては』と、確かに思う。
3畳はある巨大作品、歩いて運んだこともありましたねえ...。
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