同僚の●せんせの幼馴染の方の展覧会で『あたしわかんないのよ』という事で御供する。しきりと『ごめんねーごめんねー』と恐縮してくださる礼儀正しい方なのですが、ぬわーんの。
展覧会タイトルそのままの、『頭のイイ子なんだけどねー昔から変人でねー』という人柄が出ている展示でしたよ。
会場は高校時代お世話になった美術予備校の斜向かい。最近できたらしいく、社会人のアートスクールに併設された展示会場でした。
そこに、一瞬テラコッタ素材と思われる、ジョージ・シーガルっぱりに石膏直取りで制作したらしきトルソが二体。
生憎作者さまは会場にはいらっしゃらなくて、電話で確認をすると『触ってOK』とのことで触れると、ゴム素材の水枕みたいな弾力に意表をつかれて、うわわあ。驚く。
ミロのビーナス像を模ったモノはあえて裏返しで仕上げてあり、おへそがキムタク臍。
そこに、3個のイーゼルにクロッキー用紙と木炭が設置してあり、ああ懐かし、忌まわしの石膏デッサンを思い起こさせる。
アートスクールの生徒のものかと思えば『ご自由に描いてください』とのことで、えらい久々、木炭デッサン手始めをちょいサラサラ。顔はコミカルに描いて、漫画の噴出しをつけて、●せんせに『実はちょと〜まーそのいい雰囲気だったことも・・・・』な人へのメッセージを書いてもらった。
この会場の社会性を上手にいかした展示だったと思う。クオリティーもたかいし。
高校時代『チーズ蒸しパン』（当時流行った）とか（あとデッサンの残りのパンとか、40円の焼き鳥）食べながらブランコ漕いだ公園には、何か思い出の結界が感じられて恐ろしいまでのnostalgiaだった。
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