昔の私は音楽の嗜好が逆アパルトヘイトだった。その名残が今も少しある。どこかルーツに黒人音楽の血が入っていないと親身に聴けない。てな訳でミック・ロックが撮ったアーティスト達というのは少々あたしの苦手分野なのである。
写真もどーもこの辺のドラッグ・カルチャーが雰囲気として好みでない。http://www.cdjournal.com/main/music_eye/20030801.php
東京都写真美術館の巡回展だそうですが、バーバラ・クルーガーかと思わせるカラフルに塗られた壁と、彼の言葉を大きく配置した展示でみせてくれました。
実は荒木経惟さんを素直に好きだとしたら、初期の作品の『さっちん』の一冊に尽きる。
会場の一番最後に展示してあったモノクロ写真がそれを思い出させ、観てよかったと思った。ダンボールでつくったギターを引っさげ、左手を上げロック・スター気取りの恍惚スマイルの子供を撮った作品だ。タイトル忘れた。多分彼の子供なのだろう。
■ミック・ロック1960年代にケンブリッジ大学で現代語学を学ぶ最中、ピンクフロイドの初期メンバー、シド・バレットと出会い、その後デヴィッド・ボウイの専属フォトグラファーとなる。ロックミュージックの洗礼を受けた者であれば、たとえ彼の名をしらなくても、彼の作品を目にしたことがない者はいないはずである。現在活躍の場は、New YorkとLondonが中心。http://www.mickrock.com/

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