はたと気が付けば三谷幸喜の映画は全部スクリーンで観ている。って三作ですが。
舞台畑故の映画のセオリーをうちやぶったなんたらかんたらは、お芝居自体が先入観で鼻白む私にとってどーでもいい。
そうしてお笑いで笑うのは、くやしい。お笑いって実は人が笑う事から最も裏に位置するものだと決め付けている。しかし負けました。わらったまま泣きました。
多分、笑いが必要だという人も、お笑いなんて要らないものだという人も、その理由は一緒なんだなあ。と、やさしい気持ちになれました。『笑いはセンス。』とはエノケンの座付作家、菊谷がモデルの椿の台詞にして、脚本家三谷幸喜の言葉ですが。三谷幸喜センスいいや。作中の言葉遊びにも笑ったけれど、笑いは駄洒落やギャグの中なんかには本当はなくて、人を楽しくしたい、心を開かせて仲良くしたい。という暖かい気持ちに口元がゆるむのではないかとおもーう。3作彼の映画を観て、話の鍵が、老人や頑固な堅物が能力を開花させる所にあるもの大好きです。きっと彼も映画の『12人の怒れる男』が好きに違いない。と含み笑う。(この映画の“もじり”『12人の優しい日本人』を東京サンシャイン・ボーイズでやってるんですね。)http://warainodaigaku.nifty.com/
〜これから御覧になる方へ〜
誰だか解らなくなるくらい変化する役所広司の顔必見です。
〜かなり私的な楽しんだポイント〜
常盤貴子と共演した“GATSBY"のcm(この整髪料を使用してキメキメで現れた稲垣五郎にツレナイ反応を示す常盤貴子)『これも駄目なのか〜』でみせたゴローちゃん走りを彷彿させる稲垣五郎の去り様
わたし、SMAPでは公証、稲垣五郎ファンであります。(女子として口裏合わせるために。) 

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