?マイナーにして超名画★菊畑茂久馬『海道九』太古から在るもの。
2004年12月21日 ●ART ナウ●
ウルトラ・マリンブルーの画布に薄い白い筆跡がそこにあるあらゆる生き物の様。http://www.art-kan.co.jp/main/tenran/exh2004.htm
菊畑茂久馬『海道九』は1998年に徳島県立近代美術館で開催された『菊畑茂久馬1983-1998 天へ、海へ』展のポスターで観ただけなのですが、『海』『空』をテーマにした作品の中で絵画ではいちばん。と思っている。本物観てみたい。
写真では杉本博司さん。http://artphoto-site.com/story43.html
彼のスライド・レクチャーを97年くらいに拝聴したことがある。そのとき、米国の美術館系者が日本江戸時代あたりの水墨画で杉本さんの『SEAシリーズ』の様にあらゆる種類の海を描いた作品を『君のはこれだろう』と持って来たことがあるそうな。
“元ネタ暴いたり”ともとれるこの行動に対し、杉本さんは
『自分にはこの作品を作った人の気持ちがとてもよくわかる。
どちらが先だとかは関係ないです。』
と、いう内容のことを仰っていまして、ぐぐぐと強い気分になれたのです。
渡米した際、日本の古美術商を営んでいた杉本さんは、大好きな仏具の木彫りの中に自作を納めたのが、画像の作品の出発点だそうです。とおおってもすっきりとしたステキな方でした。人間性も作品もダイアモンドみたい。
菊畑茂久馬『海道九』は1998年に徳島県立近代美術館で開催された『菊畑茂久馬1983-1998 天へ、海へ』展のポスターで観ただけなのですが、『海』『空』をテーマにした作品の中で絵画ではいちばん。と思っている。本物観てみたい。
写真では杉本博司さん。http://artphoto-site.com/story43.html
彼のスライド・レクチャーを97年くらいに拝聴したことがある。そのとき、米国の美術館系者が日本江戸時代あたりの水墨画で杉本さんの『SEAシリーズ』の様にあらゆる種類の海を描いた作品を『君のはこれだろう』と持って来たことがあるそうな。
“元ネタ暴いたり”ともとれるこの行動に対し、杉本さんは
『自分にはこの作品を作った人の気持ちがとてもよくわかる。
どちらが先だとかは関係ないです。』
と、いう内容のことを仰っていまして、ぐぐぐと強い気分になれたのです。
渡米した際、日本の古美術商を営んでいた杉本さんは、大好きな仏具の木彫りの中に自作を納めたのが、画像の作品の出発点だそうです。とおおってもすっきりとしたステキな方でした。人間性も作品もダイアモンドみたい。
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